数日前、落合元監督が中日ドラゴンズのGMとなることが発表された。
そもそもGMとは何か。恐らくは英語のGeneral Managerから来ているのだろうが、とすれば定義は非常に曖昧である。語感からは非常に高いポジションであり、部門の総責任者という位置付けが推測される。Managerの上にDirectorがあり、その上にGeneral Managerが来たり、Vice Presidentが来たりするのが一般的で、さらにその中でJunior, Seniorで格差がつく。星野氏は以前阪神のシニアディレクターであったが、シニアディレクターの1つ上がGMという位置付けと考えていいだろう。日本の企業で言えば事業部長、本部長、統括部長のような感じだろうか。
ちなみにVice Presidentを文字通り訳すと副社長となるが、こちらはGMと同様の感覚である。副社長の場合はExective Vice Presidentとなる。このあたりの感覚はなかなか掴みにくい。
語感は別として、日本のGMはどうやら監督とオーナーの間の中間管理職的な立場であり、通常現場に対して経験も実力もない球団代表の代理として取り仕切るのが習わしのようである。過去の慣例に過度に縛られる必要はないが、落合GMもとりあえずはこれに則って動くことになりそうである。
その中で具体的には何をしていくのか、その1つ1つが非常に興味深い所であるが、会見から想像する限りでは、「予算の範囲内で勝つための戦力を作る」ことが仕事となるようであり、優勝できるか等の結果に対しても責任を負うようである。1つ上のステージから中日ドラゴンズを率いると捉えていいだろう。日々の采配が見られないのは非常に残念であるが、より強大な権限を手にした落合GMの活躍に期待したい。
まず第一の戦力といえば選手の調達であり、ドラフト、トレード、新外国人などいろいろな方法があるが、どのような手を打っていくのだろうか。足りない部分は見えているはずであり、どのような手を打つのか非常に興味深い。
個人的な予想では、内野の守備固めに使える選手、外野の守備固めに使える選手、代走で使える選手、代打やリリーフで使えるベテラン選手、外国人の先発投手などを補強するのではないかと考えているが、どうだろうか。
また2年間の低迷の原因として練習不足を挙げてこともあり、トレーニングによって既存の戦力を強化する、ということも期待される。練習はまず第一に自分のためであるが、それでも水が低い方に流れるように、甘えに勝って自分を追い込める人間はごく僅かである。主力の高齢化が進んでいることもあり、伸び悩んでいる若手に一皮剥けてもらうことを期待したい。
まだプロ野球はクライマックスシリーズ、日本シリーズとここからが盛り上がる所であることを考えると少々寂しくもあるが、一足先に脱落してしまった我々中日ファンとしてはストーブリーグにおける落合GMの活躍を楽しみに日々を過ごしたいものである。
にほんブログ村
そもそもGMとは何か。恐らくは英語のGeneral Managerから来ているのだろうが、とすれば定義は非常に曖昧である。語感からは非常に高いポジションであり、部門の総責任者という位置付けが推測される。Managerの上にDirectorがあり、その上にGeneral Managerが来たり、Vice Presidentが来たりするのが一般的で、さらにその中でJunior, Seniorで格差がつく。星野氏は以前阪神のシニアディレクターであったが、シニアディレクターの1つ上がGMという位置付けと考えていいだろう。日本の企業で言えば事業部長、本部長、統括部長のような感じだろうか。
ちなみにVice Presidentを文字通り訳すと副社長となるが、こちらはGMと同様の感覚である。副社長の場合はExective Vice Presidentとなる。このあたりの感覚はなかなか掴みにくい。
語感は別として、日本のGMはどうやら監督とオーナーの間の中間管理職的な立場であり、通常現場に対して経験も実力もない球団代表の代理として取り仕切るのが習わしのようである。過去の慣例に過度に縛られる必要はないが、落合GMもとりあえずはこれに則って動くことになりそうである。
その中で具体的には何をしていくのか、その1つ1つが非常に興味深い所であるが、会見から想像する限りでは、「予算の範囲内で勝つための戦力を作る」ことが仕事となるようであり、優勝できるか等の結果に対しても責任を負うようである。1つ上のステージから中日ドラゴンズを率いると捉えていいだろう。日々の采配が見られないのは非常に残念であるが、より強大な権限を手にした落合GMの活躍に期待したい。
まず第一の戦力といえば選手の調達であり、ドラフト、トレード、新外国人などいろいろな方法があるが、どのような手を打っていくのだろうか。足りない部分は見えているはずであり、どのような手を打つのか非常に興味深い。
個人的な予想では、内野の守備固めに使える選手、外野の守備固めに使える選手、代走で使える選手、代打やリリーフで使えるベテラン選手、外国人の先発投手などを補強するのではないかと考えているが、どうだろうか。
また2年間の低迷の原因として練習不足を挙げてこともあり、トレーニングによって既存の戦力を強化する、ということも期待される。練習はまず第一に自分のためであるが、それでも水が低い方に流れるように、甘えに勝って自分を追い込める人間はごく僅かである。主力の高齢化が進んでいることもあり、伸び悩んでいる若手に一皮剥けてもらうことを期待したい。
まだプロ野球はクライマックスシリーズ、日本シリーズとここからが盛り上がる所であることを考えると少々寂しくもあるが、一足先に脱落してしまった我々中日ファンとしてはストーブリーグにおける落合GMの活躍を楽しみに日々を過ごしたいものである。
にほんブログ村